2009年の開院以来、多くの方に当院をご利用頂き、誠に有り難うございます。
2019年から当院を継承し、医療法人俊和会ていね整形外科リハビリクリニックとしてスタートしました。クリニックですが、入院・手術も行っており、継承前と同様に、地域医療に貢献できるように努力する所存です
現在、人工関節手術(膝・股関節)に力を入れています。執刀は私、綛村が一人で行っており、外来診療のため、手術枠は限られます。手術件数だけで比較すると、何人か医師が在籍している大きな病院には及びませんが、中身が大事です。傷の大きさも気になるとは思いますが、筋肉を出来るだけ切らない手術を行うことで、術後の痛みを軽減し、機能回復が早くなります。人工股関節は前外側アプローチ(前方系アプローチの一つ)という手術方法で行っており、脱臼しにくいので、術後の動作制限はありません。
整形外科の病気は、完治して通院が不要になる疾患(骨折など)もあれば、症状は改善するものの引き続き通院やリハビリテーションが必要な疾患もあります。通院やリハビリテーションの頻度にも依りますが、通院しやすい近隣の医療施設で治療できれば、それに越したことはありません。もし、手術が必要な疾患だとしても、入院・手術から通院・リハビリテーションまで近隣の同じ医療施設で治療できた方が、患者様一人一人の変化に気付きやすく、それに応じた対応もスムーズに行うことができます。当院では、幅広い疾患の診療(診断から治療、手術も含め)を行なっています。同じ疾患でも、年齢や症状、進行度、求める生活レベルなどによって治療法は様々です。疾患の分かりやすい説明を心掛けています。それぞれの患者様に合わせた治療を一緒に考えていきましょう。